ジュエルレター

ジュエルレター 2007年1月

みなさん,あけましておめでとうございます。

      ことしもよろしくおねがいします   
   

 
 個人情報保護法が制定されて,その法律がよく理解されないまま法の名の下に不便を強いられていることがたびたびあります。当社で管理してる貸家やアパートには入居者が米軍人や韓国人がいます。当然この方たちは日本語がわかりません。そこで入居時と退去時には公共料金の登録や清算を当社でしてあげる事が多いのです。特に米軍の方は,退去した翌日にはアメリカへ帰ってしまうので,滞納している公共料金があった場合。敷金を返還する前に差引いておかないと払えなくなってしまいます。そのため退去の清算を各機関へ連絡する時に未払い分があるかどうか,その金額などを教えてもらっていたのですが,最近では個人情報保護法のために教えられないと断られるケースが続いています。公共料金はあくまでも使用者との契約ですから,当社はそんな世話をする必要もないし,未納分の心配なども無用なのかも知れませんが,どうも私には納得いかないのです。受付窓口の人はあくまでもマニュアル通りに応答しているのでしょう。でも業務の目的を考えたら,当社の申し出はとてもありがたいことだと思うのですが・・・・・。
 法律も作った目的を理解していないと心のないものになってしまいます。

 
 今年のお正月は暖かくてお天気にも恵まれました。三浦半島は冬でもほんとうに暖かく,空気の澄んでいる日には富士山もくっきりと見え,風光明媚で住みやすい所です。海と山と緑,自然に恵まれた幸せを私は冬の季節,特に感じます。たまに東京などへ行くと駅に降りたとたん,横須賀に帰りたくなってしまうのです。そのくらいに空気のおいしさが違います。
 でも,最近は開発がどんどん進んで山を削り,宅地やマンションが次から次へと出来ています。そのわりには市外からの人口の流入はあまりありません。都心や横浜みなとみらい地区にも高層マンションが出来ているので横須賀にマンションが出来てもそれほど人が来るはずありませんよね。
 そんな開発よりも,今ある三浦半島の資源である自然や田舎っぽさ,一昔前のハイカラな町のようなダサい魅力があると思うので、そういうものを売り物に遊びに来てもらえる町を目指した方がいいのではないかしら。

 
 新年早々また家族間で起こった不幸な事件が続いています。うわべだけの豊さに振りまわされ,お金が全ての価値観の基本のようなそんな考えが蔓延しています。結婚や離婚が損か得かなどと比較するマスコミもいます。一番大切な家庭のこと,家族とのかかわりよりお金や学歴を重要視しています。その流れからドロップアウトしてしまった人たちにはあたかも失敗者のようなレッテルが貼られます。
 私はこういう事件が起こるたびに,加害者や被害者の周りに何でも相談できる人がいなかったのがとても残念に思います。どんな人でもとりあえず無条件に受け入れて,本気で叱ったり心配してくれる人がそばにいれば・・・そしてそれはほとんど家族であるはずなんですが・・・・そんなに悲惨な事件が起こらないのではないでしょうか。
 反対に,不幸を家族の支えで克服している人もたくさんいますから。


 みなさん,今年は前向きで明るい年にしましょうね。

 

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