みなさん、こんにちは。
暑い暑い夏でしたね。残暑もまだまだ厳しいようですが，皆様お元気ですか？私は相変わらず左が50肩で，この暑さの中，服の脱ぎ着が大変で・・・何せ汗でべたべたしているので・・・，朝の出勤前の支度にも時間がかかってしまいます。整形外科でリハビリを受けても一向に治らず、注射をしてもらったらその注射が痛くて痛くて泣けてきます。そこで今はマッサージに行って60分癒されてきます。街中にいろいろマッサージのお店があり，どこもそれなりに流行っている様子。なんとなくうなずける。お金を払うとき，すごく癒されているので満足してしまうもの。
この満足してお金を払っていただくってこと、仕事をしていく上でとても大切なことだと思います。不動産屋としても紹介した店舗で「商売がヒマでヒマで」とこぼしながら家賃を払われるとなんとなく悪いような気がしてしまう。反対に「とってもいい部屋を紹介していただいて」などと言っていただくとこちらまでうれしくなります。不満に思われていることがあるならなるべく早く解決して，満足していただきたい。でも不満を率直にぶつけていただくのはなかなか難しい。解決できることとできないこともあるので，双方信頼関係がないとなかなか納得できずに不満が残ります。ですからお客様との信頼関係は，物件を引き渡した後からも欠かすことができません。
インターネットが普及して情報を瞬く間に検索することができ，とても便利になりました。辞書も時刻表も地図もネット上ですぐに調べられます。ただ，そのことが子供たちにとっていいことなのか疑問です。
私は辞書を引く時，調べようとした言葉だけでなく，ついつい他の意味や使い方，反対語や同義語などを調べて，夢中になってしまうことがよくありました。どんどん調べたいことが出てきて，止まらなくなっちゃうのです。でもそんな時に覚えた単語や熟語がとても役に立つことがあります。電子辞書で正解だけが出てくるとそんな遊びはできないので，知識を得るだけで，好奇心が広がっていく喜びは得られません。
時刻表にしても，何時に何処に着くということは一発で調べることができますが，時刻表をくくって，連絡する列車や追い抜く列車，接続する列車をあれこれ探す，あるいは松本清張じゃあないけど「点と線｣のようなトリックを発見することはネットではできませんね。
求めている情報が一発でわかるのは便利だけど，無駄な広がりのなかに遊び心や好奇心を満たされることの喜びを発見するチャンスを失うことは，子供たちにとって不幸なことだと思います。
そういえば海外では，そろばんのよさが認められててブームになり，学校教育にとり入れている国もあると聞きます。数字への興味や単位の面白さ，位取りの概念など，そろばんは計算するセンスを磨くのにはいいでしょうね。
簡単に答えが得られ，簡単に消去できてしまう・・・ビジネスでは便利なことですが，人の心の豊かな感性はデジタル化できません。最近の少年犯罪，見ず知らずの人間同士がなんの関りもない人を殺してしまうような犯罪にもその影響が見られるのではないでしょうか。
きのう，銀杏並木の銀杏にギンナンがたわわについているのを見ました。猛暑の後，秋の訪れは早いかもしれませんね。
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