ジュエルレター

ジュエルレター 2008年1月

みなさん、あけましておめでとうございます。
 昨年はこのジュエルレターを開いていただき、ありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 私が初めてジュエルレターを書いたのは、2002年1月からでした。もう6年が経ってしまいました。もともと国語は苦手で字は知らないし、言葉も知らないだったのですが,ホームページを見てくださる方に「私はこんな思いで仕事をしています。」というようなことをお伝えしようと思って始めたのです。
 はじめは、不動産についてのちょっとしたミニ知識を解説したり、仕事で体験したおもしろい話などを披露していたのですが、だんだんとニュースネタなどにも言及してきて、今では生意気にもエッセイみたいな感じになってしまいました。最近は、キャラが立ち過ぎちゃって(麻生さんか?)、時々反省しています。

 昨年は、不二家の賞味期限偽装から始まり、船場吉兆の偽装表示まで、一流といわれるところのインチキさが目立ちました。日本人はなんでもお墨付きが好きで、そこを中国につけこまれたりするのですが・・・。多くの国民は、もともと自分を信じるという事ができない人たちなのかもしれません。というか、そうしているほうが楽なのでしょう。
 御上の為す事を信じ、自分で考えるという能力を長い間になくしてしまったのでしょうか。批判することを恐れ、一流なら偉い、高いものは美味しい、賞味期限を過ぎたからといってポイポイ捨ててしまう。自分でまず食べてみる、匂いをかいでみる、飲んでみる(こういうことは私がしょっちゅう賞味期限切れの残り物を捨てずにやってて、子供に非難の目で見られていることであります)物事の判断は自分でするということを身につけないと偽装などはなくならないと思います。
 ミシュラン三ツ星とか、権威とかは得た瞬間に堕落していくと思っているのも、一流に縁のない私だからでしょうか・・・。もちろん、三ツ星レストランにお誘いを受けたならば、喜んでお受けすることは間違いありません。

 昨年暮れも押し迫って29日、30日に熱海に行ってきました。ひとところの熱海といえば、駅前は閑散、ホテルも寂れて古びて、中には鉄骨むき出しになったまま放置されているのもあり、死んだ町のようでした。ところが今回は、駅前は若い人たちで溢れ、駅のロータリーに作られた足湯には老若男女、子供たちまでいて、熱海の町はよみがえっていました。新築中の建物もちらほら。小さな街が人で溢れ、いろいろな客層が入り混じっているととても活気があっていいですね。熱海には温泉という宝があるので、街ぐるみいろいろな活性化を考えられますね。わたしはなんだかうれしくなりました。

 街の活性化というと、それに立ちはだかるのが、小さな池の中の意見の対立。新しいことをしたい、お金がない、うちは今のままでいい、若い者がいないなどなど自分勝手な意見ばかりが衝突します。新しい意見は入れません。自分の子供たち、孫たちが将来住みたい街にしようと思ってほしい。
 幸いわが町では、若い人たちの間に少しづつ街造りに参加してみようというメンバーが出てきたみたいです。そんな芽をつぶすことなく見守る大人でありたいと思っています。
 

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