ジュエルレター

ジュエルレター 2008年11月

みなさん、こんにちは。

毎年のことですが、1年って早いですね。今年ももう2ヶ月足らずになってしまいました。
 株価の下落、異常な円高で不安な年末を迎えそうです。バブルが崩壊した後、横須賀を初めほとんどの地方の町では、不景気から脱出できずに、景気がいいという話を聞くことがなくなっていました。ここ何年か、都心では不動産や株で儲けた人たちで高級マンションが売れているらしいと聞いても、地方には無縁の話でした。だから景気のいい時期がないままに不景気に突入した感じです。
 高速道路が整備されたり、新しい道ができたり、新幹線が延伸になるということは、地方が活性化するのではなく素通りされてしまうこと。議員や行政は道路や鉄道、橋を作るときのメリットを強調しますが、そのあとの街づくりにはタッチしません。本当は作った後、どうしたら人を呼べるか、滞在してもらえるか、回遊してもらえるか、何よりもそこに住む人たちが豊かに前向きになっているのか、そんなことを住民と行政がきちんと考えていくべきだと思います。街の活性化にはどうしても行政を巻き込んでいかないと難しいのが現実です。

作家の瀬戸内寂聴さんが「あしたの虹」というケータイ小説を公開していると日経新聞のコラムで読みました。ケータイ小説がこんなに読まれているからには何かあるのではと思い、自分で書いてみたと語っていらっしゃいます。私など、携帯のメールは指が拒絶反応を起こしてしまい、「ハイ」「いいえ」「了解」とか簡単な語句しか返信できません。86歳の寂聴さんが若者に人気のあるケータイ小説に挑戦している、その感性の若さに感心しています。
 年を取ると好奇心を保っていくというのは難しくなります。そしてどんどん自分を取り巻く世界が狭くなっていきます。いつまでも瑞々しい人は、年齢に関係なく好奇心を失わないものなんですね。
 脳が若い・・・すなわち、やわらかい考え方でいる限り、身も心も若く保っていられると思います。年齢を重ねて自由になって、新しいことにチャレンジするなんて素敵ですね。

衆議院の解散が先送りになり、やきもきしている人がたくさんいます。私が不思議なのは、野党が解散を条件に重要な法案を通すといっていることです。法案を決めることって、充分討議を重ねて国民のためにすることのはず。この春の日銀総裁人事もそうですが、国会審議を自分勝手な理由で進めたり引き伸ばしたりしていいのか。経済がこれだけ混迷して、年金制度だって崩壊しかねない状況なのに、政治家は責任がなさ過ぎます。
  国民はバカじゃないから、国会を駆け引きの場にしていることをちゃんと見ていると思います。マスコミもいい加減、麻生さんのホテルでの飲食なんてどうでもいいから、政治、政策論争をきちんと追及して報道して欲しい。

11月は祝日があり土曜日を含めて3連休が2回あります。といっても、公務員や学校、大手企業以外は土曜日、祭日は休めない人も大勢います。私たちの仕事も、休日に案内や相談が入ることが多いです。事務所は基本的に日曜祭日は閉めていますが、お客様次第で完全に休みというわけにはいきません。銀行や役所が週休2日になってからは、物件調査、融資申請事務がとても時間がかかります。
 これから年末にかけて、あわただしく毎日が過ぎていきそうです。
 みなさまも体調崩さないようにお過ごしください。

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