ジュエルレター

ジュエルレター 2009年1月

みなさん、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。


 昨年末からの雇用環境の悪化で不景気色一段と強くなった感じの新年でしたね。日比谷には派遣村なるものができマスコミが毎日報道しています。自民党の議員が「本当に仕事を探しているのか」と発言し、また物議をかもし出しています。議員の方たちも学習能力がないというか、緊張感がないというか、自分の発現した言葉にどんな反応が来るかわかりそうなものだけど。中山さんのように確信犯なら別ですが、今政府として緊急にやらなくてはならないことが山積みしているときに、うかうか言葉狩りにあって国会審議を遅らせるようなことをしてはならないのではないでしょうか。

派遣村の住民たちが生活保護の申請をして認められています。このような事態が前例となると、財政豊かな東京以外の自治体では大変なことになるのではないでしょうか。破綻寸前の自治体も多い中、仕事がないということで生活保護申請をされてしまったら、そしてそれを認めざる得ないような状況になってきています。これからもどんどんその数は増えそうです。
 私の周りには仕事を探している人がたくさんいます。生活のためにどんな汚い仕事でも、大変な仕事でも、金額が安くても必死で働いている人手、平均所得の低い横須賀では、生活保護の給付金よりも低い収入で生活している人もたくさんいます。最も自営業者はこの不況の中、自分の給料分はもちろん、家賃や人件費も出ないまま店じまいをする人も多いのです。
 それにしても数は力ですね。非正規雇用社員の不安定な状況や正社員との格差が問題になっていたけれど、多くの有名企業の派遣打ち切りが報道されると一斉にその弱い不安定な立場が今はある意味、力になっています。ボランティアの方々が支えているうちに政府は対応しなくてはならないでしょうね。

最近はお正月を過ぎると不動産の賃貸のコマーシャルがテレビで多くなってきたと思いませんか。ネットが一般的な広告媒体になり、小さな会社でもホームページを開いていますが、やはりテレビでの宣伝効果は大きいみたいで、古くからの街の不動産屋さんでもフランチャイズに参加して知名度のある不動産屋さんに衣替えしています。しかし、不動産賃貸は入居してからも、とても手間のかかる仕事です。滞納家賃の取立てはもちろん、水周りの故障や近隣トラブル、即座に対応しようとしてもいろいろな業種が絡んだりするし、その費用負担でもいつも頭を悩ませられます。ですから、うちのような小さな不動産屋さんは、あまり多くの物件を扱うことができません。大家さんにも入居者の方にも迷惑をかけてしまいます。賃貸物件をたくさん扱っていらっしゃる業者さんは本当に大変だなぁといつも思います。
 最近は、電球が切れた、エアコンのリモコン電池が入れられないとか、鍵をなくしたとかで呼ばれることも多く、基本的な生活能力のない人が増えたように思います。しかし、そういう細かいことに一つ一つ対応していくことで私たちの仕事は成り立っているのでないがしろにはできません。

今年、横須賀米が浜に多目的スペース「COME こめ」をオープンしました。ここは、米が浜に少しでもいろいろな人に来てもらおうと、さまざまなイベントをこれから展開していきたいと思っています。フラダンスの教室も開いています。カリスマメイクアップアーチストのメイクレッスンも予定しています。このスタジオで、何か発信したい人はぜひ相談に来てください。説教したい人でもいいですよ。叱られたい人を集めましょう。
 横須賀中央駅から徒歩4分の便利なところですから、自分の講座を開きたい人なんかもいいと思います。勉強会なんかもいいですね。
 いろんな職業、さまざまな年代の人がいつでも出入りしている街づくりを目指して今年もがんばりたいと思っています。
  

 


 

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