みなさん、こんにちは。
今年もあと3ヶ月。本当に時間が、毎日が、飛ぶように過ぎていきます。もう夕方6時だと外は暗くなってしまいます。これから、冬至までの間、どんどんと昼間の時間が短くなり、私の苦手な季節です。
毎年秋口には体調を崩し、喘息やアレルギーの症状がひどくなります。うんと寒くなってしまうとまた元気になるのですが、この時期は本当につらいです。
とはいっても、空は澄み切り、食べ物はおいしい季節でもあります。木々も紅く染まり、カラオケで南沙織の「色づく街」を歌いたくなる私です。
鳩山政権になり、マニフェストを実行するために政府は精力的に動いています。前原国交大臣は八ツ場ダムの建設中止を決めました。国のダム政策に翻弄されて50年以上、地元住民には言葉につくせない思いがあるでしょう。また、このダムの目的は治水というより水の供給にあったため、供給を受ける東京都などは建設工事費を一部負担しているので、ああそうですかというわけにはいかないと思います。公共工事に限らず何か決まったことを取りやめたり、変更するときは本当にエネルギーが要りますね。さまざまな思惑と利害が絡み合う公共工事はなおさらです。巨額の血税が使われているのですから、マニフェストにあると言うだけで簡単に中止できるのでしょうか。また、政権交代を選択した国民には、変わった事を受け入れる潔さも求められると言うことですね。
JALの債務超過やJR西日本の事故調査委員会の情報漏えいが問題になっています。もともと親方日の丸企業の体質は民営化されてもなかなか変わりません。今でも、JALやJRでは、従業員本人のみならず、配偶者、親、兄弟、子供、そして配偶者の親に至るまで利用運賃が無料または半額になるのをみなさんは知っていますか?それで業績が悪いからと安全対策にお金をかけられないとしたら許されません。ましてや赤字になったので税金を注入するなんてとんでもないことです。民間では従業員こそ不況のときは率先して自社の製品を買うなどしている時代です。トヨタの人がトヨタ車を半額で買うでしょうか?
お台場にあるJALのホテルのプールとスパに行ったことがあります。レインボーブリッジを眺めながら露天のジャグジー、室内プールにヨガなどの講座は無料、ソフトドリンクも飲み放題のとても豪華な施設でしたが、お客さんと言えば私たちのほかにはJALの組合員だけでした。かくいうわたしもJALの友人に招待してもらったので一般の人は誰もいなかったのかもしれません。こういう待遇なら特権意識を持ってしまっても仕方ないのでしょうね。
今年は私の身近な人が何人も亡くなってしまいました。
不動産を残していると、どんな小さなものでも名義変更するには相続人合意書が必要になります。血縁関係だけでなく離婚、再婚していたり相続登記をするためにお互い見知らぬ相続人同士で争うこともあります。今は、預金もすぐに凍結されてしまうため、残された高齢の夫や妻が、子供の同意を得られずに預金を引き出せず、医療費の支払いさえ困ってしまうということもあります。
そのような相談を受けることが多くなり、遺言書の必要性を強く感じます。また、家族関係の見直しも私たちには必要なのではないでしょうか。今は相続人の権利が平等すぎて、ささやかな財産も残された夫や妻が一人で相続することができなくなっているケースも多いのです。また、子供のいない夫婦も増えたので、兄弟間の相続争いも多く、介護にかかわっていたお嫁さんに何も権利がないと言うのも気の毒です。法律上の血縁よりも、日々の暮らしの中で深くかかわっていた家族に対して、自分の死後のことを考え遺言状を残すことを薦めたいと思います。
不動産の仕事をしていると、相続だけでなく、資産運用や、借金の整理などさまざまなお客様の人生にかかわる相談を受けます。税法や景気の動向なども絡み合いますが、最終的には、お客様がどう生きたいのか、何を望んでいらっしゃるのかを見極め、よく考えて提案をしていきたいと思っています。
「あの人と知り合えてよかった」と思っていただけるように。
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