ジュエルレター

ジュエルレター 2010年3月

みなさん、こんにちは。

 冬季オリンピックも終わり、津波の恐怖も去り、一息ついていますか?
私はこのところ連日残業で、確定申告の作業に追われています。税理士さんに任せればいいと思うでしょうが、自分の会社のことを一番わかっているのは自分ですから、人任せにはできません。というわけで、この時期は毎日残業をしています。

 

先日はお客様の地鎮祭でした。朝から冷たい風が吹いて寒い中、神主さんが厳かな祝詞をあげている中、私は持病のアレルギーが出てしまい、見る見る間に目の周りが膨らんでお岩さんのように・・・。体中が痒く、痛くなりもう立っていられません。お客様には失礼ですが、一目散に家に戻り、薬を飲み寝てしまいました。若いときからこのアレルギーに悩まされ、冷たい風や、生暖かい風に触れると皮膚が崩れてしまうのです。一番つらかったのは、学生時代、体育の授業でマット運動をしたとき、その埃で瞬く間にじんましんが出てしまいました。あわてて近所のお医者さんに注射をしてもらいます。本当につらい思い出です。

 

政府は人材不足のためフィリピン・インドネシアから看護や介護の仕事をする人を受け入れています。彼らは母国ではそれなりの資格と経験があり選ばれた人材で、みな日本の高度医療技術を学び、母国に貢献したいと志を持っていると聞きます。しかし、3年の間に日本の看護士・介護士の資格試験に通らないと帰国させられてしまうそうです。ただでさえ忙しい医療現場で、試験勉強をする時間も取れず、ましてや難しい日本語での受験、今までの合格者はゼロだそうです。

医療行為をする看護士はともかく、介護士に異国の難しい資格試験は必要でしょうか?以前は、介護は家族でするものでした。子供や妻やお嫁さんたちが介護をしていたと思います。そんな人たちは資格などありません。病人に対する愛情や使命感、それが負担になりだんだんと介護の方のお世話になるようになったのでしょう。介護で一番必要なのは、体力と愛情、使命感、責任感などであり、難しい資格などはあまり必要ないのではないかと思うのです。

志高く持ちながら、慣れない日本語と格闘し、難しい漢字まで学ばなくてはならない。それで3年以内に試験に合格しなければ帰国させられてしまう・・・それでいいのでしょうか?

試験内容など、漢字にルビをふるなどと改善するような事が新聞に書いてありましたが、もっと本質的なことを見直す必要があります。異国から希望を持ってきた人たちの誇りとやる気を傷つけることのないような制度の見直しをして欲しいと思います。

 

不景気で家賃滞納者が増えています。最近は連帯保証人ではなく保証会社を使う人も多く、業者によっては連帯保証人をつけ、そのうえ、保証会社に加入させる二重保証をとるところがあります。保証会社に加入するならなぜ保証人も必要とするのか、納得できないでいました。しかし、最近、家賃滞納があったので、保証会社に連絡したら通じません、保証会社が倒産していたのです。

不景気で滞納者が増え、また、競争激化で保証会社も経営が逼迫されているそうです。その中で今、保証会社が一番喜ぶのは、生活保護者だそうです。役所から支給が保証されていますので安心なのでしょう。そして生活保護受給者はこのところどんどん増え、病気の方や、お年寄りばかりでなく、若い人たちでも生活保護受給者は多いのです。本当に保護が必要な人はもちろん保護されなくてはなりません。ただ、不況で仕事がないという若い人たちには、古い入居希望者のいない公営住宅などを斡旋して、就業支援をしていくべきではないかと思います。保護支給金額を見ると、確かに今非正規で働くよりもずいぶん恵まれているのです。そして、支給金額のほかに医療費、光熱費などの補助が加わるのですから行政の負担は軽くありません。若者がこういう補助を受けていては、自活しようという意欲がなくなります。行政はこういう実態を考えているのでしょうか。

 

若者が勤労意欲と希望が持てる世の中にしてほしいものです。

 

 

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