ジュエルレター

ジュエルレター 2010年8月

 みなさん、こんにちは。

連日すごい猛暑です。外へ出るのが恐ろしいほど。今週は特に夏休み明けで、頭を仕事モードに切り替えるのにモウロウとしています。

今年の夏休みは、前半は鳥取・島根と日本海に沿って旅をしました。後半は毎年恒例の富士急ハイランド、絶叫マシーン乗りつくしをして見事に頭の中は空っぽになりました。
念願の鳥取砂丘、ガイドブックに「砂丘は裸足で歩くのが気持ちいい」と書いてありましたので、サンダルで軽快に行ったら、砂が熱い熱い・・・足が砂にずぶっと入り、焼けるような熱さ・・・・火あぶりの刑はこうやって足から燃えるのねって感じで一目散に日本海に飛び込みました。

2010801.jpgどこまで行っても熱い砂丘

ガイドブックは、ケチってブックオフで古いのを買ったので、季節も違っていたのかもしれません。疑う事を知らない素直な私は、それを信じてしまい、本当に足がちぎれるかと思うくらい恐ろしい思いをしました。でも、飛び込んだ水はとても気持ちよかった・・・砂漠でオアシスに出会うとこんなにうれしいのね。でも、普通なら熱ければ途中で引き返すところですね。私は進む事しかできないので、ホントばかだなぁと思いました。

2010802.jpg出雲大社、大注連縄と出雲蕎麦
注連縄の下からコインを投げて、注連縄に引っかかると願いがかなうというのでやってみましたが、コントロールゼロの私には無理な話でした。
2010803.jpg 日本海側には、こんなに美しい小さな砂浜がたくさんあります。真夏なのに誰も泳いでいないのが不思議。海水浴場の看板はかかっているのに。きっと水が冷たいのかな。

今回は、初めての日本海沿線、天橋立、城之崎温泉、ゲゲゲの鬼太郎、妖怪ロード、石見銀山、出雲大社と盛りだくさんの見所でした。飛行機で伊丹まで行って、レンタカーで回ったのですが、こういう地方の道路はどこもガラガラで、改めて高速道路建設の意味を考えてしまいます。有力な政治家がいると、必要性にかかわらず、空港も道路もいくつもあり、その建設だけでなく維持のためにも税金が投入され続けています。
利益誘導型の政治と怠慢な行政によって今の破綻寸前の日本があります。政治に無関心、行政は人ごと、そう放置してきた私たち国民の責任ですね。
これからは本気で地方分権、構造改革を進めていかないと、無駄な設備や、荒れた水田、町に不似合いな大型空き店舗ばかりになってしまいます。特に、豊かに育っている水田の隣に荒れ果てた田んぼがあると、心が痛みます。きっとこの水田で耕作していた人たちが、こんな姿を見たらつらいだろうなと。

多数の高齢者の行方不明や幼児虐待、家族間の殺人事件、人が求める幸せは家族や地域、すぐそばにあるはずなのに悲しい事件が次から次へと報道されます。お金や物では心は充たされないということを、私たちは知っているはずなのに残念でなりません。人を愛する事、身近な人やモノを大切にする事、そんな小さなシアワセを大切にしたいものです。

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