ジュエルレター

ジュエルレター 2011年2月

みなさん、こんにちは。
 
寒い日が続いていますね。外に出るのが億劫になり、体が固まってしまいあちこち痛いです。夏は夏で、熱くて外に出られなくなり、本当に活動時期の少ない怠け者の私です。
 
 1月末に韓国の釜山に行ってきました。母の姉がいて、お見舞いに行きました。
母には姉と妹がおり、妹はアメリカのサンディゴに住んでいます。なかなか国際色豊かな姉妹です。3年ごとにそれぞれの国を訪ねて楽しいひと時を過ごしていました。

20110218.jpg世界遺産、慶州の仏国寺で
















今回は、姉がもう寝たきりになってしまい、日本にも来ることが出来ないので、訪問することにしました。母の姉は、長男夫婦と大学生の孫二人と一緒に住んでいます。訪問するにあたり、母は一生懸命長男夫婦と息子たちの名前を覚えようとしていましたが、何しろ韓国読み、姉は富子さんというのですが、ヒョンソク、パク何とかなどなど・・・覚えられません。
 そこで母のとった行動は・・・・。姉の家についてみんなに紙を配りました。それには、それぞれ日本の名前が書いてあったのです。長男夫婦は「太郎さん」「花子さん」息子たちは「一郎さん」「次郎さん」。そして自分が韓国にいる間はその名前ですごしてくださいと宣言してしまったのです。私は思わずのけぞりました。それってすごい失礼なことじゃない? でも、さすがは母の姉一家でした。大うけで、楽しんで花子さん、太郎さんと呼び合っていて、みんないつの間にか、なじんでしまいました。
 来年、アメリカから母の妹一家が来たら、私も「ベティ」って名乗って、子供たちにもアメリカンな名前をつけなきゃ・・・・・。
 ここまで書いていて、けさ、叔母が亡くなったと韓国から知らせがありました。私たちの訪問、最後に一緒のひと時が過ごせたこと、よかったと思います。
 
 民主党は与謝野さんを経済担当大臣にして、本格的に消費税を上げる様子です。私も消費税の税率アップはいずれ必要だと思うのですが、今の民主党政権下では、疑問です。なぜなら、子供手当てや農家の個別補償など人気取りのばら撒きに使われてしまう恐れがあるからです。政権交代の大きな原因になったこの公約の実現には、増税ではなくそのとき約束した無駄遣いの見直し、公務員給与の削減、議員定数の削減などを実行して行うべきで、それができなければ解散して、もう一度財源を増税に求めることを国民に改めて信を問うのが筋ではないでしょうか?
 今の政権はとにかく政権の座にあることが目的で、政治というものをしていません。国会審議の答弁を見ていても、詭弁や論理のすり替えばかりでむなしくなります。具体的な法案を、いつ、誰の責任で、どのように行うかという提案は何もないのです。それに対しての野党の対応も情けないばかりです。恵まれた立場にいる人たちが何を審議しても迫力はありませんね。
 統一地方選が始まりますが、本当に政治を勉強して、現実的に時代に即した政策を実行していこうという人を選びたいものです。素人が当選してから勉強しますなどと言い、生活の糧に政治家になる・・・そんな風潮はやめてほしいし、マスコミもそういう人をもてはやさないでほしいです。
 東京都知事選にはワタミの会長と石原さんが出馬するそうですね。すぐれた経済感覚を持った政治家が活躍することはいいことだと思います。

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