ジュエルレター

ジュエルレター 2011年10月

みなさん、こんにちは。                                                                              
 
 赤い羽根共同募金の時期です。毎年何の疑問もなく、募金していました。しかし、今年は、東北地震の義援金をめぐり、赤十字の仕組みを知り、幹部の高額報酬振りを知り、そう簡単には募金などするものかと思っていました。
 ところが、昨日、5歳の孫が「まりちゃん(孫は私をこう呼びます)、今日、東逗子駅で、赤い羽根の募金をするから来て!」と、かわいい声で言うのです。その前日までの赤十字社への疑惑など何のその・・・・100円玉をいっぱい持って、いそいそと横須賀線に乗って東逗子まで行ってしまったのです。
ア~、私って信念がない女なのね。
 
 年金の受給年齢が引き上げられ、金額も減額するというニュースが報じられていて、連日のようにニュースで事細かに説明されています。その中で私が疑問に思うのは、35歳と50歳、70歳などのモデルケースで比較されているのですが、家族構成は、35歳だと夫、サラリーマン、年収500万円から600万円、妻は専業主婦で、こどもふたり。今の35歳でこのようなモデルケースに当てはまる家族がいったいどのくらいの割合でいるのでしょう。
30歳代では未婚率はすでに40%近く、結婚している夫婦間でも子供の数の平均は2人以下になっているのが現状です。また、30代で年収が500万円以上のサラリーマンがどのくらいいるのか、モデルケースなのに、きわめてまれな家族構成を元に、年金の試算をしています。
さらにこんなに年金の財政が悪化しているのにもかかわらず、厚生年金、国民年金は一体化していますが、公務員などの共済年金、議員の議員年金は別会計になっているのです。なぜ、マスコミはこういうことを報道しないのでしょう。私たちはマスコミの報道するニュースよりも報道しない(故意に?)ニュースにこそ目を光らせなくてはなりません。
 
本年6月以降、不動産取引においても暴力団等反社会的勢力排除条項を定めて、契約時に反社会的勢力でないことを本人に確約させることになりました。当社でも契約時にはその条項を読み上げていますが、もし反社会的勢力に該当する方がいて、それが誰にでもわかるような形なら別ですが、普通に生活していて、結婚し、子供を学校へ通わせていたら、どうやって見抜くのだろうか。もし契約後にわかったら、契約は即解約ということになっているけど、子供が学校などに通っていたら、すぐに退去とはならないかもしれない、などと考えてしまいます。後々問題にならないよう、文書に残しておくのだけれど、それで問題ないのでしょうか。排除すればいいということではないのでは。暴力団と結婚してしてしまい、子どもが出来てしまった人が迷いながら当社のドアを開いたら、排除できるのか、悩むところです。
 
最近テレビや雑誌では収納に関して様々なアイデァを紹介しています。収納王子なる名人も登場して、100円グッズを使った「目からうろこ」のような収納方法を見せてくれます。彼が言うには、片付けは段取り80%、とにかく細かく採寸し、入れる場所を決めることだそうです。
私はいつも思いつきでモノを買ってしまい、特に収納グッズなど一度でぴたりと収まったことがありません。押入れ収納を買ってくれば、奥行きが長すぎてふすまが閉まらない、磁石つきのフックをいくつも買ってくれば、つけようと思ったところは磁石が利かないところだったり・・・・失敗は数々。そのためいつも中途半端な使い方、片付け方しか出来ていません。だから家の中には、半端なファイル、フック、レールなどが使われずに、捨てられずに引き出しの中にそっと隠れています。
収納王子の技で感心したのは、彼はカラーボックスの組み合わせで、マイクローゼットやマイデスク、マイテレビ台などを安く素敵に作ってしまうのです。
何事も感化されやすい私は、すぐに家中の採寸を始めたことはいうまでもありません。この採寸表を持って、ダイソーやキャンドゥに行くのが楽しみでなりません。また、無駄なグッズが増えているか、おしゃれな部屋に変身しているか・・・・・。自分自身の頭の中を整理整頓した方がいいかもしれません。

お問い合わせはお気軽にどうぞ

ページの上に戻る