ジュエルレター

ジュエルレター 2012年1月

みなさん、あけましておめでとうございます。              
 
201201.jpg今年もよろしくお願いします。
 
年があけ、寒い日が続いています。今年は北国で積雪が多いようです。大震災の被害者の方たちにはさらにつらい季節でもあります。復興がどんどん進んでいくことを祈るばかりです。
 
私はこの年末年始、珍しく家で寝正月を過ごしました。毎年、年末と年始にどこかへ出かけていたのですが、今年は行こうと思っていた宿の予約が取れず、年末ぎりぎりまで結構バタバタしていたので、家でDVDの見放題。昔の映画ばかり集中してみていました。私の一番好きな映画は「風と共に去りぬ」です。
お正月もまた、見てしまいました。ビヴィアン・リーが美しく強く、とても好きです。つらいときや、いやなことがあるときには、彼女の「明日考えよう」と言うせりふを思い出し、乗り越えてきました。「あんたにそんなつらいことがあるの?」と言われそうですが・・・・。
 
神奈川県が原発被災地の瓦礫の受け入れ地として、横須賀市の芦名に決めたということで、私の周りでも話題になっています。今まで、被災地の残材受け入れなどで地元の反対があると、なんて自分勝手なと思っていました。ですから、今回の受け入れも、被災地の方たちの苦労を思うと、ただ反対ではなく、苦しみを共有し、出来ることをしたいという部分があります。瓦礫の汚染がどの程度で、近隣への影響がどうなのか、はっきりと数値で納得できるように示して欲しいと思います。市民への明確なメッセージもないまま、情緒的に反対反対となってしまわないように、市民への説明が必要だと思います。
 
それにしても、最近の二本松市の新築マンションの放射能汚染や、NHKスペシャルで報道された東京湾の汚染状況などを見ると、原発事故の際の初期の報道や処置に大きな誤りがあったと、つくづく当時の政府が最悪だったと思わざるをいえません。責任追及したいです。
地震や津波は自然災害ですが、原発は事故が発生したときの初期の処置や事故の認識の甘さによって大きな被害となってしまったものです。日本の原発の技術は非常に高いレベルにあり、事故が起きたときの処置を誤らなければ、今回のような手もつけられないような被害にはなっていなかったと思われます。確かに東電の対応や、原子力保安員の質の問題が浮き彫りにされましたが、政府がもっとしっかりした認識を持ち、事故処理に対処すべきだったのです。そのために、全国の原発施設の稼動を止めてしまい、今後本当に電気の供給が出来るのか、国民が電気を使わない時代の生活する覚悟があるのか、このまま電気料金だけが値上がりしていくようで、不満が募ります。
節電という掛け声で、原発に依存していた私たちの暮らしが変われるのか、お正月、家にいたために普段より高額な今月の電気料金の請求書を見て、考えてしまいます。
 
暮れから新年にかけて私の周りでいろいろなものが壊れて、交換しています。年賀状を印刷していたら、プリンターが壊れ、シュレッターが壊れてしまいました。自宅では、キッチンの蛇口が壊れて交換、お風呂のシャワーヘッドも壊れて交換、私の頭も壊れてしまいました。体ごと交換したいくらいですが、それは無理なようです。
 
 

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