ジュエルレター

ジュエルレター 2012年5月

みなさん、こんにちは。
 
 横須賀中央周辺の代表的なショッピングセンター、西友がとうとう閉店しました。数年前にさいか屋大通店が閉鎖し、すでに解体が終わろうとしています。
横須賀の商業地図が変ります。
 西友ショッピングセンターが出来たのは、昭和45年、私が高校生のころでした。当時、屋上に駐車場があり、免許取たてのときは、買い物はいつも西友と決めていました。車用のエレベーターが珍しく、載りたかったからです。
また、西友開店直後に三島由紀夫の自決事件があって、私は友達と西友の地下でソフトクリームを食べていたときに、そのニュースを聞き、すぐに家に帰り、テレビを見たことを覚えています。それほど、三島由紀夫の事件は衝撃的でした。また、その後の学生運動の混沌とした世の中、体制への漠然とした不満などがくすぶりながらも、日本経済が成長していった時期でもありました。
 その西友もいよいよ取り壊し、数年後にはタワーマンションつき商業施設へと変わります。変わらない街、わが横須賀も変わっていきます。数年後はどうなっているのか、どきどきわくわくしています。
 
 私は、自分で開業してからは自営業者として、国民年金に加入しています。しかし、厚生年金に比べ国民年金の給付金額はとても少なく、老後安心して暮らしていけるものではありません。そこで、10年ほど前から国民年金基金というものに加入し、毎月少なくない金額を納めています。
 加入するとき説明に来てくれた人が社会保険庁のOBという人でした。彼が言うには、年金の内容を自分たちは熟知しているので、自分の妻や娘は普通の人以上に年金がもらえるようにしてあると自慢気にいうのでビックリしました。社会保険庁のずさんな記録が問題になったときに、私は社会保険庁OBの人やその家族がいったいいくら年金をもらっているのか、調査すべきだと思いました。不正に年金を受給している旧厚生省、社会保険庁職員がいないとも限りません。AIJ投資顧問の問題があったときも、社会保険庁OBの天下りが問題になっていましたが、国民年金基金も9割が天下りを受け入れていました。国民の大切な年金を食い物にし、自分たちだけが安泰な老後をぬくぬくと過ごしているならば許せません。
 
 高齢化社会を迎えて、消費活動の中心が変わってきています。高齢者対象のものでもいかにも年寄り相手みたいな商品は売れないと思います。今の60代70代の方たちは高度成長期に現役でしたので,自信もあればお金もある方が多く、おしゃれで行動的です。いかにも「じじばば」みたいな洋服や、子ども扱いするデイサービスなど望んでいません。孫から「おばあちゃんはいけてる」と思われるようなファッションで決めたい。また、孫と一緒に勉強なども出来たら幸せ。先日、産経新聞に提案されていましたが、小学校の空き教室で有料のシニア勉強教室をやったらはやるのではというのです。なるほどですね。
 本屋さんでも日本史や世界史の本が売れているらしい。もう一度学びたいという大人はたくさんいると思います。対象年齢の人口がこれから増えるのですから、成長分野ではないでしょうか。

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