ジュエルレター

ジュエルレター 2013年5月

みなさん、こんにちは。
 
3月4月、このレターをお休みしてしまいました。10年近く続けていますが初めてのことでした。毎日がバタバタと過ぎてしまい、2,3月は体調もすごく悪い時期で、こんなんで良いのかと考えることもあり、なかなかレターを書く気になりませんでした。来月、還暦を迎えるにあたり、また、新たな気持ち出始めたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
 
季節はいつのまにか、さわやかな5月。新緑がまぶしいですね。
 
先週、伊勢神宮と志摩英虞湾に行ってきました。3年前の夏に出雲大社に行き、そこで本殿の大改修をしていて遷宮というものを知りました。この年になって恥ずかしながらですが・・・・。伊勢神宮では、遠く持統天皇の時代から今の天皇に至るまで続く伝統ある行事、今年10月にご神殿が移られるので急ピッチで工事が進められていました。いくつもの神殿を新しくするだけでなく、その装飾品、納められている刀などもすべて新しく整えられ、その伝統工芸技術も引き継がれていくことに感動します。
観光客も大変多く、内宮の前にあるおはらい横丁、おかげ横丁は休日の鎌倉小町通り並みの人ごみです。海外からの団体客も多く、すべての宗教、八百万の神を受け入れてしまう神様の懐の深さ、日本人の心の柱というものに触れた気がします。がさつな私でも、鳥居の前では思わず厳かな気持ちで頭を下げてしまいます。
     
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古い本殿にお参り       隣の敷地に新しい宮が完成    名物伊勢うどん、月見
 
英虞湾の海の景色は、リアス式といっても三陸海岸とはまったく違う姿を見せてくれます。まるで湖のように静かな海面、そこに浮かぶ小さな島々や半島、風光明媚とはこういうことなのかと思わせてくれる絵のような風景が広がっています。
     
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ホテルからの風景        湖のような海面               養殖真珠のいかだの上でつり
 
すっかり命の洗濯をして帰ってきました。
 
 JRで旅行して、日本のいろいろな駅を知るたびに、シンプルな階段のない横須賀駅のすばらしさに気がつきます。ひとつしかない改札口を抜けるとそこには海と何隻もの日米の軍艦、その手前には美しいヴェルニー公園が今の季節はバラを満開にして迎えてくれます。なんて開放的でエキゾチックな光景でしょう。そしてその景色は、電車で訪れた人ばかりでなく、車で高速道路をおりた時、国道16号線の陸橋からの景色も同じように「ここは横須賀」という姿でいてくれます。子供時代からなじんだこの景色に、私は本当にほっとします。
海を埋め立て新しい街が出来ても、横須賀の玄関口は変わりません。新しいけど懐かしい、古いけど新鮮、そんな魅力が、わが町横須賀にはあります。

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