ジュエルレター

ジュエルレター 2013年11月

みなさん、こんにちは。
 
毎年この頃になると年末やらなければならないことなどが次から次に浮かんできて、とてもざわざわとした気持ちになります。だんだん細かく考えることが億劫になり、帳簿を入力するのもなかなか気持ちが続きません。根が怠け者なので、いやなことはどんどん後回しになってしまい、自分を苦しめることになるのです。世の中にはきちんとスケジュールを立てて、サクサクと予定をこなしていくキャリアーウーマンがたくさんいるのですが、私は予定というものを立てられないのです。目の前のものをこなしていくだけでいっぱいになってしまうのです。ですから、マッサージも予約が取れず、痛い思いをしています。
 
そんな私ですが、今年は奈良に予定通り3回も行ってしまいました。今月は飛鳥地方を歩き回りました。奈良は広い地域に見どころがたくさんあるので、一泊2日の旅行では、重点を1か所と決めていきます。それでも、東大寺や興福寺には毎回訪れたくなってしまいます。今回は、飛鳥駅から高松塚古墳、聖徳太子のお寺、橘寺、石舞台古墳、飛鳥寺などをなんと徒歩で回りました。
 
 高松塚古墳公園ののどかな風景
 
 飛鳥人の知恵が結集した大きな石舞台古墳
奈良は、奈良駅付近以外はどこへ行ってものどかで、高い建物もなく、家並も周りのお寺のよく調和していて、住民の郷土愛が感じられます。でも、飛鳥あたりは地元の人がほとんど歩いていなくて、帰りは樫原遷宮駅に向かっていたつもりの私たちは、道に迷ってしまい、大きな目印もなく、バスもなく途方にくれながら、第一村人発見するまでうろうろしてしまいました。
きっと昔からほとんど変わらぬであろう景色の中で、あちらこちらに万葉集を詠んだ石がたてられ、香具山を見ながらゆったりとした時間を過ごしました。
帰ってくるとすぐまた行きたくなる奈良。次はいつ行けるかな。
 エキゾチックな顔をした日本最古の飛鳥大仏
 
ジュエルエステートを開業した20年前、お金も時間もなく子育て中の私は、「いつかフラッと思ったときに好きな奈良に行けるような日が来るといいなぁ」と日々の生活の中で思ったものです。ですが、この2,3年はそういう願いがかなえられているのです。【願えばかなう】私はよく子供に言うのですが、本当に強く願っているといつの間にかかなえられているのですね。
 
何もせずに諦めるというのが一番よくないと思います。
最近草食男子という言葉を聞きますが、恋愛や物事に対し,ガツガツしない、受け身の男子のことらしいのですが、若い人に多いらしいのです。若いうちはフラれても撃沈しても好きな子にアタックする…といってもストーカーは困りますが・・・・。失恋していきながら人間的に成長するのが若さの特権でした。
ところが、最初からあきらめてしまうか、失恋したらストーカーになって執着するか、そんな恋愛しかできない人が多くなったような気がします。それは、自分が傷つきたくないために、自分の心から逃げてしまうか相手を攻めて追い込んでいくかになってしまうのでしょう。人はたくさん傷つきながら人の気持ちを思いやるようになり、自分の心も強くなっていくものだと思うのです。
若い人たちには、大いに傷ついて、心を鍛えて自分の人生をきちんと切り開いてほしい。一度きりの人生なのだから。

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