ジュエルレター

ジュエルレター 2014年2月

みなさん、こんにちは。
 
今月は2週続けて週末に大雪が降りました。道路が凍結して、また大雪のため寸断されて物流に大変な影響が出ました。近くのコンビニに卵を買いに行き、3回も品切れでした。
今では宅配が当たり前のように利用され、欲しいものは産地からすぐに届くようになっています。また旅行に行くときでも大きな荷物は直接ホテルに送って手ぶらで行くこともできます。この小口の荷物を、どこでもすぐに届ける便利な宅配便のサービスが誕生するまでには、大変な努力と運輸省などとの戦いがあったそうです。また、軌道に乗るまでは社内の反対も強く苦労されたようです。その道のりは、ヤマト運輸の元社長、小倉昌男さんが日経新聞に連載していた「私の履歴書」の中で詳しく書かれていますが、利用者のためになることがどうして簡単に事業として進まないのか、行政との壁に阻まれ、訴訟まで起こして今の便利な宅配便が誕生したのです。
この、小倉さんの「私の履歴書」は、私の仕事のバイブルとでもいうようなもので、コピーして何度も読み返しているものです。常にお客様の立場を考え、行く手を阻む巨大な権力と戦ってこられたパイオニア、成功したのちは経営からは潔く退き、障がい者の自立のために時価46億円のヤマト運輸株を寄付して財団を設立、障がい者の社会参加の手助けをしていらっしゃいます。人は何のために仕事をするのか・・・・そのことを教えてくれる読み物なのです。
 
小学2年の孫が将棋を覚えたてで、私も小学校以来久々に将棋をやるようになりました。最初は駒の進め方も忘れてて、攻めることが出来ませんでしたが、同じ実力くらい(かなりへたくそ)の孫と対戦しているとだんだん思い出してきて、面白くなりました。家人とは、飛車、角抜きでも負けてしまう私なのですが、超初心者の孫とはちょうどいい相手です。
普段はゲームをやっている孫ですが、将棋は人と直接対戦するのが楽しいらしく、最近は私の顔を見ると対戦を挑んできます。私の子供のころは、家族で遊ぶゲームと言えばトランプや将棋でした。父や弟とよく遊んでいました。お正月はそれに花札が加わって、勝った、負けたと大騒ぎしていました。家族で何かをするってすごく楽しい思い出になりますよね。
私はなんでも子供たちと真剣に話したり遊んだりする、そういう大人でいたいのです。私には財産など残すものは何もないのですが、一緒に何かをした思い出だけはたくさん残してあげたい。とか言っても、ただ遊ぶことが好きなだけなのですが。
 
ソチオリンピックで毎日寝不足になっています。フィギュアスケートの浅田真央ちゃんのフリーの演技には、感動して泣いてしまいました。前日の失敗で翌日のテレビは見ることが出来なかった私ですが、フリーでの彼女の強い意志を感じられるスケーティングは何度見ても心打たれるものがありました。高校野球やサッカーでは心を揺さぶる感動を与えられることが多いのですが、真央ちゃんにもやられました。きっと日本中の人が泣かされたのではないでしょうか。これからはプレッシャーに解き放されて、のびのび楽しいスケートをしてほしいですね。高橋大輔くんはやっぱりかっこよかった!
昔から運動音痴の私は、自分でできない分スポーツはなんでも見るのが大好き。特に球技はドッジボールを取っただけでも尊敬してしまいます。オリンピックもサッカーワールドカップも夢中でテレビを見てしまいます。
私は、自慢じゃないけどドッジボールでもボールを一度も受け止めたことがありません。自分が動きながら動くボールを取るのが難しいと思ってゴルフならと始めましたが、空振りばかり、たまにとんでもない方向へボールが行ってしまい「いいかげんにしろっ!」と先生にさじを投げられました。
先日映画を見に行き、駐車場を降りたとたん、駐車券が手から離れて風に舞い飛んでいきました。それほど強風ではないのでフワフワという感じなのですが、私にはそれがつかめない。まるで風に遊ばれているようにヨタヨタと駐車券を追いかけて手を宙にさまよわせながらみっともない姿で駐車場をふらふらしていました。我ながら自分の鈍さにあきれてしまいます。
今度生まれ変われるものなら絶対に運動神経のよい人に生まれたいです。

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