ジュエルレター

ジュエルレター 2014年9月

みなさん、こんにちは。
 
 朝晩はすっかり秋めいてきました。みなさんはいかがお過ごしですか?
最近自然災害が多く、今まで想像していなかったような大きな被害をもたらし、また、大惨事になってしまった御嶽山の噴火のような事故が起きています。8月に阿蘇へ行き、噴火口近くの硫黄ガスが危険だったので、喘息の私は近くに寄れませんでした。避難用の小屋のようなものがありましたが、噴火した時はそんなものではひとたまりもないだろうと思っていました。四季に恵まれ、自然豊かな日本は、温泉などの恩恵を受けると同時に自然の怖さも目の当たりにすることになります。自然は生きていることを実感します。まだまだ台風もやってきますから気が抜けません。
 
 昭和40年代後半から増え始めたマンション、横須賀では小川町の最初の埋め立ての時にたくさん建設されました。今では築40年を過ぎるものも増え、今後老朽化した設備の維持管理や、高齢化した入居者・所有者の管理のかかわりを巡って様々な問題が発生してくるでしょう。私は楽天的すぎるほど楽天的な性格なので、鉄筋コンクリートの建物は、100年くらいは持つんじゃないかと思っています。ただし、排水管などの設備は交換や修理が必要だと思うのですが・・・。そこで大切なのは、やはりマンション管理業者です。管理組合と管理業者とがきちんと修繕計画を立て実行できるかです。新しいときはほとんど問題がないので管理業者に任せっきりでもいいかもしれませんが、老朽化してきたら、所有者自身が管理にかかわっていかないと、自分の資産の価値を下げてしまうことになりかねません。マンションは管理が大事なので、人ごととは思わず、総会などの資料を見て、総会にも積極的に出席してかかわるようにした方がいいと思います。そういう私自身もマンションに住みながら、何もかかわってこなかったので深く反省しています。
 
 安倍内閣で、本格的に配偶者控除の見直しの詮議に入りました。女性の社会進出を目指す安倍首相としては、専業主婦に働いてもらい税金も社会保険料も払ってもらうことが女性の地位向上に必要だと思っているのでしょう。
 私も基本的には配偶者控除廃止は賛成です。でも、それには条件があります。子育て中の女性の保育整備支援、老親介護中の老人介護支援が整備されているのか、そちらの問題が先だと思うのです。女性の社会進出を目指すことはいいけど、子育てと仕事の重荷が女性に負担増となるのではと不安に思います。また、専業主婦を選んだ女性に非難がいくことのないような啓蒙も大事だと思います。仕事をする自由、家庭を選ぶ自由、仕事をせざるを得ない時の手助け、どれもあり得ることなので、どれかを選んだ女性に負担がかからないことを祈ります。男性には当たり前の働き続けること、そのことが女性にだけ負担がかかるようなことを排除してほしいのです。働く人も、専業主婦・専業主夫も当たり前に社会参加できるようにしていくべきなのです。
 変なたとえですが、橋本聖子議員が高橋大輔選手にキスを強要しても、セクハラにもならず、オリンピックの役員からも外されなかった…これが中高年男性議員で、被害者が若い女性アスリートだったら大騒ぎでしょう。セクハラ、パワハラ、スケベじじいなどなど非難ごうごうだと思います。橋本議員は女性だからと特別扱いされ、そのことが世の中の頑張っている女性たちの足を引っ張っていることに気がつかない、いえ、気がついても知らんふりしているのかもしれない。男性と対等にということは、社会的な常識や良識も同等に求められるということなのに、女性だからとお目こぼしを受け平然としているのです。ほかの女性議員もなぜ黙っているのか、女性の地位向上を目指している内閣なのに残念です。税金の話から脱線してしまいました。
 
 国家の借金はとうとう、民間の法人、個人の借金・ローンの合計を超えてしまいました。払う税金はほとんど借入金返済と利子で消え、公務員の給料他はまた新たな借金で調達する状態です。消費税率のアップが結構厳しく感じられる今日この頃、さらなるアップに耐えなくてはなりません。

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