ジュエルレター 2015年2月
みなさん、こんにちは。
来年1月から、マイナンバー制度が発足するということですが、みなさんはご存知でしたか？私はつい最近そのことをニュースで知り、びっくりしてしまいました。マイナンバー制度には賛成でした。それが徹底すればの話ですが・・・。
ですが、今その内容が周知されているのでしょうか？今朝の産経新聞にも、マイナンバー制度を知っているかというアンケートで、「知らない」という答えが7割と記事にありました。私も周りの人たちに聞いてみましたが、ほとんど知らないと言っていました。そのような状態で、実行されても大丈夫でしょうか？
今年の年末調整には、会社では従業員とその扶養家族までのマイナンバーを記載するのですが、そのことを知っている事業者がどの程度いるのか疑問です。もちろん、税理士に依頼している事業者は問題ないでしょうが、そうでない人たちも大勢いると思います。このようなことは、国民のほとんどが共通認識し、国民、国、行政が一体とならないと徹底しないと思うのです。その場合、この効果は、社会保障や税金の収納にも及ぼすわけですから、入力の漏れや間違いがあってはいけないことです。
実際、私は住基カードの効果もわからないまま、米軍基地内へ仕事上行くことがあり、ゲートで必要なために住基カードを作りました。ですが、普段の生活では、住基カードは全く使っていません。本人確認は運転免許証ですべてすみます。マイナンバー制度が導入され、個人カードが出来た時には、住基カードや、住民番号などは不必要なのか、そのことさえもわかりません。マイナンバー制度は、その人個人のすべての情報に、本人自身がトータルにアクセスできるのでしょうか？ 導入が決まっているならば、もう少し認知されるよう徹底するべきではないでしょうか？
3月を目の前にすると気分も春めいてきて、うきうきどこかへ出かけたくなります。何年か前は、桜を追いかけて、あちこち桜で有名なところに出かけていました。ここ2年ほどは、この時期に体調を崩すことが多く、家でおとなしくしています。弘前城の桜は、満開の時期にあたったのは3回目に行ったときでした。それまでは、早すぎたり、散ってしまったり残念だったのですが、満開の時は本当にすばらしく、写真で見るようなお城と桜をライブで見ることが出来ました。東北は、桜と温泉と食事とどれも素晴らしく、春になると行きたくなるところです。秋田の角館の武家屋敷で満開の枝垂桜も見事でした。乳頭温泉も近くて、何回も行きたいところです。桜の季節は、どこへ行っても桜祭りのようなイベントをやっていて、それに参加するのが、また楽しいものです。もちろん「酒が飲める、、、」から。
昨日やっと今年の確定申告の計算が終わりました。昨年は4月から消費税が8％になったので1月から3月までの売り上げと、4月以降の分との計算が別々で大変でした。私は、数字が得意で、試算表を作ったりするのも苦にならず集中できたものでした｡ところがこのところ、そういう計算がすごく億劫になってきたのです。決算の仕分けなども集中できなくなりました。
よく、60代から何かの資格に挑戦しましたという人がいますが、本当に尊敬してしまいます。90歳近くまで生きるのが当たり前なので、残りをこんなにボケて過ごしていたらもったいないと思うのですが、どうも気力が追いつきません。何か夢中になれるものを見つけたいと思っている今日この頃です。
大阪の水族館「海遊館」の管理職の男性が、派遣社員の女性に1年にわたるセクハラをして減俸、降格されたことで、最高裁まで争っていて、セクハラと認定され、その処分が認められました。この男性は、よく控訴したものだとあきれます。外国で日本企業がセクハラで何億円もの訴訟を起こされているのに、この人たちの認識は、本当に日本の中年男性の未熟さを物語っています。セクハラは、自分がそのつもりがないということなど通用しないのです。言われた女性がセクハラと感じたらもうアウトです。企業がこういう問題を重く考えている時代に、この人たちはとんでもない勘違いをしていると思います。
この男性たちが発言していた言葉が新聞に載っていましたが、書くのも恥ずかしいくらいみっともない言葉です。こんなことを仕事中に言っていたなんてとんでもないし、よく裁判に持ち込んだな、とあきれ果てます。
性犯罪などでも、加害者の男性が「相手も喜んでいた」などと言ってさらに被害者女性を傷つけていますが、そういうことは通用しないということを知るべきです。今回の加害者男性管理職にも家族がいると思いますが、私はその家族がとても気の毒でなりません。
