ジュエルレター 2015年6月
みなさん、こんにちは。
先日初めて台湾に行ってきました。
いま台湾は観光にすごく力を入れていて、CMでも盛んにおいしそうな映像が流れています。故宮博物館展を上野でやっていて、現地に行きたくなりました。とは言っても主目的は食べ物です。高級グルメからＢ級の屋台までどれも美味しい台湾。あちらこちらで朝市、夜市が開かれています。
今回は台北市内とそこから地下鉄で40分くらいの北投（ベイトウ）という、硫黄の温泉街に行ったのですが（日本では箱根のようです）、交通網が発達していて、どの乗り物も安いので移動にとても便利です。日本の九州くらいの面積に人口約2700万人、そのうちの25％が台北市と新北市に集中しています。市内の道路は自動車であふれ、その合間にオートバイが何台もひしめいています。信号が変わるとまずオートバイ軍団が一斉に走り出し、その姿に圧倒されます。でも、ほかの東南アジアの国に比べて信号をきちんと守っている感じがします。
久しぶりの海外旅行でしたが、自分に英語力が全くないのがわかりました。話すのも読むのも単語が解りません。ふだんは、米軍の賃貸物件を扱ってアメリカの方と話をすることがありますが、ある程度のパターンが決まっているので使う単語も限られています。ですから英語が苦手な私でもなんとか通用したけど、海外ではなかなか厳しい。改めて、もっとちゃんと英語を勉強すべきだったと反省しています。
孫と保育園からの帰り、ぶらぶら歩いて帰ることが増えました。子供と歩いていると、大人の目線では気づかない発見を教えてくれます。先日も蟻の行列を見つけ、どこまで続いているのか追いかけていくと４００ｍくらい蟻がびっしり続いていてびっくりしました。その整然とした行列と数、根気よく進んでいく姿、小さな体で生きているのにはわけがあるのですね。また、蜘蛛の巣からクモの出す糸が道路を隔てた反対側の家の屋根まで伸びていて感動したこともあります。私は虫とか嫌いで触れないけど、子供のころは、夏休みになると父や弟たちとクモの巣を武器にセミやカナブンを捕ったり、林の方へカブトムシを捕まえに行ったことを思い出します。一つのこと、違う目線で眺めることって新鮮だし、日々の暮らしの中でも大事ですよね。
