ジュエルレター

ジュエルレター 2016年6月

みなさん、こんにちは。
 
 梅雨の真最中ということで蒸し暑い日が続いていますね。雨が続くと持病の腰痛がひどくなり、朝ベッドから降りるときにそろりそろりと起きないとぎっくり腰になってしまうので、何とも情けない姿で起きだしています。私が最初にぎっくり腰になったのは、長女がおなかの中にいるときで、キッチンの掃除をしているときにかがんだ姿勢から起き上がった時に「ギクリ!」と音がしたような衝撃で腰を痛めてしまったのです。それからは癖になってしまい、かなり頻繁にぎっくり腰がやってきていました。ひどいときは、喘息の咳をしただけでなっていたのでした。最近は、ぎっくりの気配がわかるようになってきたので、うまくかわす技も覚えました。喘息も腰痛も長い付き合いなので、余計な刺激をせずに、熟年夫婦のようにうまく付き合うようにしています。
 
 粘りに粘った舛添さんもとうとう辞職しました。それでもなぜかすっきりしない感じがするのは私だけではないでしょう。辞任をするのもしないのも都民のためではなく、自民党や都議団とのかかわりで決めていたから、そして高額の退職金を手にして辞めたから。だから、国会議員や東京都議、そしてその他多くの地方議員への不信感をより募らせただけにほかならないからです。それを許してきた各行政機関への怒りでもあります。こんなに国家の財政が破たんしているのに、国民はみな将来の生活に不安を感じているのに、税金の使われ方があまりにもひどすぎるのです。私には5人の孫がいますが、彼らが大人になった時、どんな財政状態になっているのか、考えると恐ろしくて不安になります。税金を使っている人たちは、そういう不安を感じないのでしょうか?
 ちょっと前まで私たちは東南アジアの国々の政治家や役人の腐敗について何かと話題にしていましたが、日本も本質は変わらないくらいに腐敗していたのですね。そう思うこの頃です。
 
 いま、全国でホテルの建設ラッシュだそうです。それでも宿泊所が足りないというので民泊なるものができ、普通の人でも自宅や空室に外国人を止めてもいいという法律が出来ました。いち早くそれで民泊業を開始している人が紹介されたりしています。そういう自由化はいいことだと思いますが、何か問題があった時に行政の責任を問わないでほしいです。ホテルや旅館を開業するのには様々な規制があり、法的制限の中で資本を投下しているのです。お気軽に安く民泊を初めて、宿泊者とトラブルになっても自己責任で解決してほしいです。行政の方でも民泊にはあまり細かな干渉をせずに、規制の枠をはめ込まない方がいいと思います。規制を強くするとせっかくの新規参入のチャンスでも普通の人は続けるのが難しくなり、新しいアイデァが生かされなくなります。
そうしてつぶされた業種は過去にたくさんあり、結局は既得権を守ることになってしまうのです。
 
 英国がEU離脱を国民投票で決ました。もともと通貨もユーロではなくポンドを使っていたし、独立精神旺盛な国民性に合っていなかったのかもしれません。それにしても金融や貿易に今後大きな影響を与えるので国民投票の結果はほぼ二つに分かれました。感情論の方が勝ったというべきでしょうか?
 冷静に考えれば離脱の選択は、今後厳しい結果をもたらすに違いないのですが、国民はそれを選択しました。これって米国の大統領選にも同じような結果になるかもしれないということですよね。まさかのトランプさんが国民の微妙な不平を言葉にして感情論をあおる。そして思いがけない結果を生み出す・・。
 百田尚樹著【カエルの楽園】を読んだばかりなので、本当にまさかのようなことが起こるような気がしてしまいます。
ネットやマスコミのような大きな声を挙げている意見だけでなく自分で考えることをしないと後悔するということを、若者は、学んで選挙に臨んでほしいものだと思います。
 

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