ジュエルレター

ジュエルレター 2016年11月

みなさん、こんにちは。
 
 アメリカの次期大統領に大方の予想が外れて、共和党のトランプさんが選ばれました。選挙期間中の個性的な発言やパフォーマンスでマスコミをにぎわせた人でしたが、史上最低と言われた選挙戦を勝ち抜きました。
 TPP不参加や、駐留米軍の費用を全額日本に要求するなどの選挙公約をして、日本の関係者もやきもきしているでしょう。トランプさんの発言は、一国民としては本音としてなるほどと思えるものだと思います。民主党のように予算ばらまき、不法移民にも生活保障するなどの政策に不満を感じている国民も多かったのでしょう。グローバル化の行きつくところは富める国に人が集まるということだと思います。だから、一アメリカ国民としての危機感があった、単なる一国民としてなら当然でした。しかし、大統領となると、個人的な本音と世界一の大国のトップとしての立場は全く違うと思うので、本当にびっくりです。
 これから日本やアメリカが、政治、経済、どう変わるのか、ある意味ちょっと楽しみな部分もある、日本の外交が本腰を入れて向き合うことになるので、大いに頑張って大人の外交をしてほしいと思っています。
 
 毎年秋になると、友達と奈良へ行くのですが、今年は三重県にある「ナガシマスパーランド」に大好きなジェットコースターに乗りに行きました。
20161121.jpg  見るだけでも恐ろしいスチールドラゴン。
 富士急ハイランドの「フジヤマ」に乗った時のような衝撃と感動でした。
 
 「ナガシマスパーランド」は、乗り物も楽しいのですが、温泉も素晴らしいのです。広大な敷地に川や滝を配し、その中に点々と趣のある露天風呂がいくつもあります。すごく広いので、人とあまりで会うこともなく様々なお風呂を満喫することが出来ます。何時間入っていても飽きません。朝一でジェットコースターに乗り、帰ってきてお風呂に入り、また遊園地で遊んで、ふろに入り、マッサージを受け、また風呂に入り…というような極楽を味わってきてしまいました。浦島太郎が竜宮城に居続けたのはこんな感じだったのかも。平日の遊園地で絶叫マシンに何度も載っている私たち、修学旅行中の中学生、高校生には不気味に思えたかもしれません。まだまだ帰りたくなかったけど、やっとこさの気持ちで老乙姫たちは、ヨタヨタと自宅へ帰りました。
 
 電通の社員が過剰労働で自殺をし、会社が摘発されました。過剰労働は日常化していて、残業も正規の時間は書き換えられ、それでも月に100時間を超えていました。電通の場合は特にひどかったのかもしれませんが、同じように過重労働を強いられている職場は少なくはありません。
 私たちの生活にすっかり定着した宅配便の時間指定や再配達なども、そのために運転手の負担がとても重くなっているようです。それでもお客さんに感謝されればまだやりがいもありますが、ちょっと遅れただけで怒鳴られたり、指定した時間に平然と留守をして、再々配達を当然のように要求されたりするとさすがに心も折れてしまうようです。海外では考えられないような宅配便のサービスも、そこで働く人が犠牲になってはならないと思うのです。サービスを受ける側からの深い感謝の気持ちがあってこそ、働く人のモチベーションも高く保つことができるのではないでしょうか。
 独立行政法人などに行くと、広い事務所で数人の人が暇そうにしてお茶などを飲んでいます。奥の方では新聞を読んでいるおじさんもいます。再雇用の居場所づくりではないかと思われるようなところがあります。若者が過労死するほどの超過勤務をしている人もいれば、ただ、時間をつぶしているだけのような人もいる。仕事と内容にもすごい格差がありますね。

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