ジュエルレター

ジュエルレター 2017年11月

みなさん、こんにちは。

 先日宅建の免許の更新手続きを終わらせました。免許期間は5年間なので、きっとこれが最後の更新になるかもしれないと思いながら書類を作っていました。すごく細かくて、破産者や禁治産者として登記されてないかの証明や、納税証明、5年分の不動産業者としての売上報告など様々な点で業者としてふさわしいかを点検されます。人さまの大切な財産を扱うわけだから当然と言えば当然のことだと思います。
しかし、普通の人より高いモラルや順法精神を持つべき国会議員は、執行猶予中でも立候補できますし、当選すれば議員になってしまいます。現にそういう議員は何人かいます。また、教員でも犯罪を犯し、学校を辞めても他の都道府県で再び教師として勤めることができます。どちらもおかしなことだと思いませんか?国の法律を作り、特権も与えられている議員、成長期の子供を教育する立場にある教師、そんな人に対し欠落事項は、現在とても甘いものになっています。現在の教師は、社会の実情に沿い、絶えず勉強すべきとのことで5年ごとに講習を受けさせよという法案にも日教組は反対を唱えていました。本当におかしなことです。

 先日は次女の子供が三才の七五三を祝いました。男と女の双子です。子供の成長はすごく早くて、双子に振り回されながらのあっという間の3年でした。

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走水神社にお参り

 我が家はわりと子供の行事を一生懸命やる家でした。生まれてからお宮参り、お食い初め、七五三とさまざまな行事をささやかではありましたが、家族みんなで祝ってもらいました。子供を授かったことに対する神様への感謝の気持ちと見守っててくれた家族への想いだった気がします。
 小学6年生の孫が10歳の誕生日になった時に、4歳年下の弟が私に言いました。「お兄ちゃんは、これでやっとお母さんの子供になったんだよ」と。思わず私が、「えっ?今までは違ったの?」と聞くと、「お母さんが、今までは神様から預かっていたんだって。10歳までは大切に預かっているんだって。だから、僕はまだ神様から預かっているんだよ。早くお兄ちゃんみたいにお母さんの子になりたいなぁ」と言うのです。思わずこの子を抱きしめてしまいました。
 シングルマザーで頑張っている娘、大切な思いはちゃんと子供に伝わっているんだね。しょっちゅう子供に腹を立てて怒鳴ったりしているけど、愛は子供に伝わっているのね。

 熊本の市議会に女性議員が子供を連れて出席し、開催が遅れたというニュースがありました。まだこんなパフォーマンスをする人がいるなんて驚きです。女性の地位向上、子育てを応援する社会、そういうことと、この市議の行動とは全く共感できないものがあります。むしろ『だから女性は...』などと言う評価を助長する危険さえあるということをなぜ気が付かないのでしょうか。
確かに子連れで仕事できる職場は増えてきています。しかし、それが出来ない仕事もたくさんあるのです。それをわきまえるのが大人の分別で、議員という税金で報酬を得て、公人として行政の場に乳児を連れてくることが、他の多くの働く女性、働くお母さんたちにとっては、単なるわがままにしか思えないのではないでしょうか?
私自身、3人の子供を保育園などに預けながら働いていて、どうしようもないときには社長に頼み込み、子供を事務所に連れて出勤したこともありました。30年以上も昔のことです。周りに気兼ねをしながら自分も子供も肩身のせまい思いをし、その時の辛さが「キッズルームさくらんぼぅ」を開く原動力のひとつになりました。彼女には、今は市会議員ではなく子連れで働ける場所で働き、その経験を将来議員になって生かしてほしいと思いました。

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