ジュエルレター

ジュエルレター 2017年12月

みなさん、こんにちは。

 2017年も終わろうとしています。コートを着ていても身に染みるような寒さを感じる年の瀬です。この冬は、早々にこたつを出し、加湿器もセットして、いつもより早い冬支度をしました。しんしんと冷え込んだ日に、こたつでミカンを食べる幸せを感じられるのもこの季節ならではですね。

 今年はいつもの年よりもカレンダーをいただくことが多く、やはり景気が少し上向いているのかなぁと感じています。横須賀に住んでいると、大きな企業がないせいか、世間の景気の動向通りの気配が感じられないことが多く、いつも景気が悪いという言葉しか聞こえてこないのです。

米海軍用の需要があるため、中心部のマンションは家賃相場が驚くほど高く設定されていますが、その分、供給過多の状態です。反対に、中心部から少し離れたところは、空き物件が多く、家賃を下げてもなかなか埋まらないのも現状です。そんな中で、市内ではどんどん開発がすすめられ、マンションや住宅地の供給が増え続けています。人口は減少しているのに新築物件が増加しているのは、半数近くが投資物件としての需要を見込んでいるからだと思います。米軍の人は、新しいもの新しいものと何軒も見て歩き、不動産業者も振り回されています。最低でも10件は見るつもりだなどと言っている人もいます。もちろんたくさんの物件を見ることはいいのですが、借りるようなことを言いながら、さらに他を何件も見て、連絡もしてこない人がいますので困ります。

 私が開業した当時、歯科大生がそうでした。親も家賃に糸目をつけなかったし、妥協するところが全くなく、何件も見てはキャンセルを繰り返していた学生もいました。今は歯科大生の保護者も昔ほど甘くなく、落ち着いてきています。ベース物件も、アメリカ海軍の方針が変われば家賃などの見直しもあるので、安定した投資物件とは断言できません。ただ、現在の低金利の中では、群を抜いて利回りもいいので当分は米軍用の物件供給は続くと思います。

ただし、投資用物件を勧める場合には、空室リスクをきっちり説明し、無理な借り入れは避けるように提案するように心がけています。

 新幹線のぞみ台車に亀裂が生じたとして、重大なインシデントとして認定されたというニュースがありました。「インシデント」という言葉が、そのニュースに関してテレビや新聞各紙に使われていましたが、なんか違和感を持ってしまいます。「アクシデント」と言う言葉なら聞きなれているのですが、私には初めて聞く言葉だったんです。事故になる要因という表現ではいけないのでしょうか?民放の一局くらい、新聞の一誌くらいそんななじみのない言葉ではなく、重大事故要因とかの表現で報道をしてくれればいいのに。

テレビ東京よ、お前もか!って。

 以前、イスラム国が問題になった時、テレビで評論家たちが一斉に「アイシスISIS」と言い出しました。その時もすごく違和感があったものです。イスラム国とは違うのでしょうか。どうして「ISISアイシス」と言うのか説明もないまま、あっという間にマスコミはその言葉しか使わないし、テレビに出てくる芸人さんたちまでその聞きなれない言葉を使いだすので、私にはとても気持ち悪いのです。CMでも聞きなれない言葉ばかり使って、「結局これ何のコマーシャルなの?」っていうことがよくあります。たぶんその会社は、私くらいの頭の人を相手にしていないのかもしれないけど・・。

 今年の目標、開脚が出来るようになること、その前の目標、スマホをサクサク使いこなすこと、どちらも達成することができずに年を越してしまいます。ぐうたらな性格が私の中でどんどんのさばり、自分を甘やかしています。歳をとっても高い目標をもって努力している人が周りにたくさんいるのにどうして私はだめなんだろう。でも、そんな私のことを小学校2年生の孫は、学校で名人紹介という題の作文で「料理名人のおばあちゃん」として紹介してくれました。なんてかわいい子だろう!これだから、娘が夜勤の翌朝は、朝食づくりに張り切ってしまう単純な私です

 

 今年も一年間ジュエルレターを読んでくださりありがとうございました。

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