ジュエルレター

ジュエルレター 2018年3月

みなさん、こんにちは。

 気がついたら桜も咲き始め、満開となり、すでに散り始めています。今年ももう3か月たってしまいました。恐ろしいほどの時間の流れです。桜の開花の追っかけをやっていた私ですが、ここ数年は、行くメンバーが、仕事、孫の子守、自分自身の病気などで日程が合わず、横須賀市内の桜の名所をドライブすることくらいで終わっています。仏像や美術展は一人でじっくり行くのもいいものですが、花見はやはり「すご~い!!きれい!」と一緒に騒ぎ、飲んだりする相棒がいないといまいち、つまらないものです。

私たちの年代は、親の介護、そして自分の子供たちは共働きが当たり前世代で、孫の世話の手伝い、そして自分自身は体調の衰えを日々感じるようになり、50代のように自分の楽しみのために時間を思うように使えなくなってきました。(お前は充分使っているだろうが?...と、いう声も聞こえますが・・・・聞こえぬふり・・)

老後に必要な3Kってご存知ですか?「健康 ・金・家族」だそうです。家族でなくても仲間がいればいいそうです。と言っても人間はひとり。ひとりで生きられない人は二人でも寂しいと思います。心の持ちようでは自活してても、ふとした時に心が共感できる相手がいるといいですね。

 私はくいしんぼなので、おいしいものを食べたときに「おいしいっ!」って言える相手がいて幸せです。

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 製造業の現場が機械化され、ブルーカラーの仕事が激変しましたが、今度は

AIの普及によって、ほとんどのホワイトカラーの仕事がなくなりそうです。すでに学生を大量採用してきた銀行が、採用を減らし始めました。

 また、デジタル化の影響で税金などもネット申告、登記簿謄本などもネット申請で取ることができます。今後は、税理士、司法書士と言う侍業も今までのような申告作業や申請だけでは、需要がなくなると思います。宅建取引主任者も今は宅建取引士となりましたが、ただの物件紹介業だけでは一般の人の方がネットで多くの情報を得ていますので、さらに今以上の能力が問われることになるでしょう。

そう考えると、今までの仕事のやり方を続けていると生き残れる職業などほんのひと握り、人を相手に、ワンパターンではない仕事しかありません。残念なことに、学校の授業ではそういう能力の訓練をしてくれません。基本の学習能力は大切ですが、大学で習うような高度の学力はほとんどの人に必要ではないでしょう。それよりも自分で仕事を組み立てる、しいて言うなら「現場力」と言うものを身につけさせるべきです。

そういう時代が来ているのに、高学歴がもてはやされ、テレビでは連日現役東大生が出演して、高学歴芸能人たちと一緒になってちやほやされています。マスコミって本当に考え方が古いなとあきれてしまいます。もちろん、多くの親が望むように大学まで行って、人生の選択肢が多くなる中で、自分のやりたいことを選ぶのはいいことだと思いますが、親が子供に望む職業の1位と2位が「会社員」と「公務員」という最近の調査結果を見ると、なんだかなぁと思ってしまうのです。それってどんな職業なんでしょうか?どんな仕事なんでしょうか?「AIを超える仕事を探せ!」と伝えたい私です。

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